2011年1月16日日曜日

-40


これ以上無いというくらい澄んだ青空を、今、家の窓から眺めています。外は、しびれるくらいの寒さ。マイナス40度。

昨日、ラジオで目を覚ますと「ホワイトホース、マイナス40度」のアナウンス。あああああ!!なんとかベッドから起き出し、出勤。今持っているスバルのレガシーは、もう6年ほど運転しているけれど、昨日、初めて気がついた。この車に付属する温度計は、マイナス30度までしか表示が設定されていないのだ。そういえば、昨日もマイナス35度のはずなのに、計器はマイナス30度で、「なんだ、予報より暖かいじゃん」なんて気楽に思っていたのに、、、。

マイナス40度がどういう世界か。まず、夜明け前(というのも、朝10時まで暗い)は霧がかかったような状態で、空気がずっしり重い感じ。お日様が昇ると、一転して突き抜けるような青空。外に出ると、肌がさらされている部分はピリリと「痛い」。服を来ていても、例えばジーンズを直接肌に直接履いている場合には、もうビシビシ冷たさが感じられ、やはり「痛い」。口の周りを覆っていないと、肺に痛みを感じる。髪など、少しでも濡れていようものなら、すぐに凍り付く。例えば2日前、マイナス35度にも関わらず、最近寒くてスキーに行けてないからと、運動不足解消のために室内プールに泳ぎに行った。その帰り、車まで歩くわずか2分ほどで、帽子から出ている部分の髪がバッチリガチガチに凍り付いた。その固まり方があまりにもアッパレで、このまま髪が折れて、あごまでのオカッパ頭(って、表現が古いかな。ボブです)になってしまうのではと心配になるほどだった。

今日は土曜日。アラスカにバックカントリー•スキーに行く予定もキャンセルになった。朝起きて暖炉に火を入れる。薪をもっと取りに行かなきゃいけないのに、そのために全身防寒するのが面倒で仕方ない朝。今週末は、家の掃除に精進しよう。