2011年8月5日金曜日

旅の後




無事、7月の二つの旅から戻りました。


ヌナブット準州では、ガイドのひとりとして、野生動物を追う旅。

アークティック•ウルフの遠吠えが未だ耳に残り、シロクマを数時間、ただただ眺めた時が夢のように思い出されます。



ユーコン準州の北極圏を流れるファース川では、友人同士の旅のため、メンバーの一人として漕ぎ、歩き、笑い、とことん自然に心酔する旅。これ以上は何もいらないと感じる、最高の満足感を、今回もこの川で得ることができました。そして、こういう旅を自分たちで作り、安全に旅し、同等の価値観で楽しめる仲間に恵まれていることにも、改めて感謝。



2011年の7月は、とても思い出に残る、贅沢な月となりました。



数枚、写真を添付します。



ヌナブットで出会ったシロクマとファース川、そして真夜中の北極海です。この後、午前3時にテントから這い出すと、水平線にタッチする太陽を見ることができました。川旅を北極海にて終わるというのは、なんともドラマチッックです。ちょっとブログには写真を掲載できませんが、皆でしっかり北極海に飛び込みました。これで北極海沿岸を訪れるのは4回目ですが、飛び込んだのは初めて。調子に乗って何回も海に入りましたが、癖になるようなしびれる冷たさでした。