2010年12月28日火曜日

フィールドライフ

私事ですが(って、ブログはいつも私事なのですが)、この度、「フィールドライフ」という雑誌にユーコンでの暮しを紹介するエッセイの連載を始めさせていただくことになりました。

子供の頃から「書く」ことが好きだった私にとっては本当に光栄な出来事で、自分でもちょっとドキドキしています。

連載は、「フィールドライフNo.30冬号」から始まります。2010年12月25日発行予定、とあるので、もうすぐではないかと思います。

雑誌は無料で、アウトドア店などで入手できるようですが、年間4冊分の送料1000円で、年間購読も受け付けていらっしゃるようです。詳しくは、下記のWEBから。
http://blog.sideriver.com/fieldlife/
また電話での問い合わせは03-3708-5533まで。

興味のある方は、読んでみて下さいね。宜しくお願いします。

2010年12月25日土曜日

Season's Greetings


雪深いホワイトホースから、Merry Christmas!
今日から10日間のクリスマス/お正月休暇に入ります。休暇中の予定は友人たちとのディナー(これから3日間、毎日ターキーです)、スキー、そしてアイス・ホッケーにストリート・ホッケー。スケートもろくにできない私にまで舞い込んでくる数々のホッケー・パーティーへの招待に、カナダ人のホッケーへの愛情、生活への結びつき、そして伝統を感じます。「氷の上でブーツ履いでもいいから参加して」という優しい友人の言葉を頼りに、私もスティック持って遊んできます。
皆さんも楽しいクリスマス、そしてお正月をお過ごし下さい。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
熊谷芳江
Sweet River Enterprises

2010年12月14日火曜日

ヤマト運輸

今非常に怒っています。こんなに怒ったのは本当に久しぶりです。

クロネコヤマト。ヤマト運輸株式会社。
私は日本のこの宅急便システムというのを今まで信頼してきました。
しかし、今回この日本を代表する運輸会社に完全に失望しました。

事の始まりは私が今回日本を出発する際に起こりました。いつも通りに福岡の実家から3日前にスーツケースを成田空港に送り、出発日の3時間前にカウンターに受け取りに行くと、私の荷物が届いていないというのです。「ちゃんと成田って書きました?」と私を疑う職員に、「伝票見てください。成田国際空港、そして航空会社、出発日、出発便、時刻まで書いてあるではないですか。」。結論。クロネコヤマトは私の荷物を羽田空港に送っていたのです。「すみません。今度国際線ができたから、本能的に向こうに送ったみたいで」必死に言い訳する職員。「本能的なら、普通羽田じゃなくて成田に送るでしょう」、、、。しかし、私も少しは大人なので、ここは言いませんでした。とにかく事務的に処理することがあり、それからの3時間は電話と、交渉とで大忙し。ゲートに入る前に明太子を買う時間も無くなってしまいました。

もし翌日バンクーバーで仕事が入っていなければ、そのまま日本に留まるところでしたが、そうもいきません。幸い、ビジネス・スーツは持参したスーツケースの方に入っていたので助かりました。ただ、仕事に使う靴、カナダに戻って必要な厚手のウールのジャケット、手袋、帽子は届いていなスーツケースの中。これらは、バンクーバーで調達するしかありません。とりあえず、必要な情報を交換し合い、私はカナダに帰りました。

今年の初雪が降るバンクーバーに到着したらすぐにクロネコに国際電話をし、3点(靴、帽子、手袋)だけは購入しますけど、補償してもらえますよね?と確認したところ、「もちろんです。ヤマト運輸がスーツケースも含め、誠意を持って対応させていただきます」との回答。エアラインだって、ロスバゲして24時間以内に荷物が届かなければ一定の補償額内にて必要な物を購入できる。当然の対応である。その常識に基づき、私は雪ふるバンクーバーでとりあえず翌日の仕事に必要な靴だけを、まだ開いているお店で購入した。限度額を聞かなかったので、コートは買わず、持っていた薄いトレンチでなんとか繋ぐ。仕事を終えた翌日、やはり帽子と手袋は買いに行く。ユーコンは、もうすっかり冬。到着してからもこれらは必需品である。

結局、スーツケースはそれから19日後、先週の水曜にようやく届いた。19日後、である。しかも輸出のためにクロネコの社員にスーツケースを空けられ、中を全部リストアップされるという被害にもあった。それでも、電話、メールの対応、落ち着いて、忠実に行ってきた。怒らずに、きちんと対応すれば、向こうもプロフェッショナルな対応をしてくれるだろうという期待があったから。

それが、である。その期待が、今夜のメールで切れた。

私が荷物が無事に届いた旨を伝え、それではと、バンクーバーで購入した品物のリスト、領収書のコピー、そして福岡から成田空港への宅配代の合計額をメール添付にて送ったところ、返事がこれである。

「今回購入した品物を日本に送っていただいてからの返金になります。もし私用でお使いになるのでしたら、宅配代のみの返金になります。返金額は実家にお送りします」

怒った。この件で初めて、本当に怒った。馬鹿にしている。品物を、国際郵便で送れ、そうしないと購入したものの代金は払えない?バンクーバーからわざわざ確認の電話をした私に、担当者はそんなこと一言も言っていない。「誠意を持って、きちんと対応する」としか言っていない。品物を全て送らなければ、返金額は宅配料の2400円のみ?一体、この全ての一件は誰の失敗で起こったものだと思っているのだろう。

日本を代表する運輸会社がこの対応ですか。ここまで落ちましたか。

今度、示談書も送りますと添え書きがありました。誰が示談書に合意するんでしょう。一体誰が「示談成立!」と思っているのでしょう。

怒る私に父が落ち着いた声の父が言いました。
「多分、小娘だと思って馬鹿にしているんだろう」
母も、言いました。
「あまり知識の無い旅行者くらいに思っているんじゃないの?」

クロネコヤマトさん、申し訳ありませんが、私は世間知らずのお嬢さんではございません。
今回、あなたの会社、少なくとも担当者、羽田空港の支店長さんは私を怒らせました。

今日は、ホワイトホース、マイナス20度。真っ白な雪をたたえる森を見ながらこのブログを書いております。こういう時は、純粋な自然や薪ストーブの火を見て心を落ち着けるしかありませんから。

2010年12月13日月曜日

Gear Room




韓国と日本へ3週間ほど行っていた間に、友人のセスがアウトドア・ギア(装備)の部屋を完成させてくれた。

私の家で、最後に完成したこの部屋は、これから私のお気に入りになる。
そのために、長い冬を利用して、これから整理整頓しなければ。

ああ、嬉しい。デザインから作成まで引き受けてくれた友人に、感謝。