2011年11月20日日曜日

Aurora Tour, 2012

重い重ーい腰を上げ、とうとうオーロラツアーを作りました。

しかし、そこにはやはり、地元Sweet River Enterprises(SRE)らしさを組み込ませていただきました。そう、ロッジやホテルに宿泊してではなく、「ユーコン人宅にホームステイ+オーロラ」です。ホストはSREのカヌーツアーでお馴染み、そして人気のフィリップの家庭。私の目から見て「ホワイトホース1番」の絶景を持つところにある彼らの家で、英語、フランス語のバイリンガルの家族と暮らしながら、湖と真っ白な山々をを眺めるユルツに滞在しながら、元フランスのナショナル•スキーチームに所属していたフィリップからクロスカントリー•スキーを学びながら、オーロラを待つという案はいかがでしょう?詳しくは、以下のサイトをご参照くださいませ。
http://www.yukonriver.com/trips/aurora.html

2011年11月19日土曜日

帰宅

日本を発ち、まだ紅葉が若干見られるバンクーバーで1日を過ごしてホワイトホースに戻ると、そこは吹雪とマイナス20度の世界。マイナス20度でも、吹雪いてますから、体感温度はマイナス32度。最後に滞在した九州との気温差、約40度。飛行機を下りた瞬間、「うわああ」。ちょっと「バンクーバーらしい」格好をしていたのも忘れ去り、早速上着を重ね着してボコボコに。ユーコンに戻った以上、洋服の組み合わせを気にする生活は終わりを告げ、「暖かいのが一番」に。それにしても、ユーコンの空気のなんと「ツン」としたことか。

空港に3週間駐車していた車はすっかり雪に覆われ、エンジンをスタートしたら「ウィンウィンウィン」となんとも頼りない音を立てる。2−3回トライしてやっとかかり、ほっとする。エンジンを温める間に、積もり積もった雪を払う。ああ、私の一張羅のロング•ブーツももう雪まみれ。

家に帰ると、アレンジしていた通りに友人が車道の除雪をしておいてくれた。デーン、「ありがとう!」。

しかしながら、階段もどこもかしこも、雪に覆われまくっている。そこをガラガラとスーツケースを転がして歩く。でも、上手く転がらないから、途中から担ぐ。ここではやはり、腕力が必要です。

ちょっとヒンヤリした家。薪を運んで火を入れて、やっと一息。

空港から家までの一連の行動を思い出し、48時間前までいた日本での生活からの一変ぶりに可笑しくなる。ユーコンに、そっと「ただいま」とつぶやいた。