2011年5月25日水曜日

日曜ビッグバラエティ


現在、テレビ東京「日曜ビッグバラエティ」の収録中。今回、恐縮ながら私も出演させていただいております。私のここでの生活ぶりをタレントの田中律子さんにご紹介いただくという企画です。

ということで、先日は、田中さんと私のユーコンのカヌー仲間と1泊2日でタキニ川にカヌー+キャンプに出かけてきました。

田中さんは、普段からスキューバ•ダイビング、スタンドアップ•パドル、サーフィンにヨガ、とアクティブな方なので、パドルの技術も一度お話しただけですっかり体得し、最初の「エディ•アウト」から見事なターンでした。

田中さんは現在、沖縄の珊瑚を守り、増殖するNPO「アクアプラネット」の理事長もされており(www.aqua-planet.org)、一緒に環境についての想いを語り合ったりもさせていただきました。本当に気さくで、素敵な女性。こんな方と一緒にユーコンを旅させていただいたことをとても光栄に思っています。

私は、自分がカメラの前で上手く話せたかどうか分かりませんが、興味のある方は番組をご覧になってみて下さい。放送は6月5日の日曜日です。




2011年5月4日水曜日

Japanese Food


子供の頃は、好きなケーキなどは薄く薄くフォークで切って、少しでも長く食べられるようにしたタイプ。
学生時代は旅と映画にお金をセーブするために、食費はなるべく削り、ランチも外食組から離れ、公園に行っておにぎりを食べていたタイプ。

そういう性質は、年齢を重ねた今も、あまり変わっていないようである。

昨年日本から遊びに来た友人が、私の台所に大切に保管されたある日本食材を見て爆笑した。何を笑われているのか不思議に思っていると、賞味期限を見てお腹を抱えて笑っているのだ。「期限切れてても、昔からお腹鍛えてるから大丈夫。今までそれで病気したこともないし」と答える私に、友人は「いや、それにしても、その切れ方がちょっと大胆、、、」

今でこそホワイトホースも、普通のスーパーで寿司海苔やわさびなどが手に入るようになり、日本食レストランが2軒もできたけれど、私がホワイトホースに暮らし始めた頃は、醤油と豆腐以外、日本の食材は本当に何も無かった。当時は日本に定期的に帰ることもなかったから、両親が送ってくれる小包が貴重で貴重で、とにかく頭に浮かぶのは「もったいない」。で、大切に保管したり、チビチビと食べ続け、それでも未だ、当時の物が残っていたりするのである。

今では日本に年に1度は帰るし、また旅の途中にバンクーバーに立ち寄って、食材をしっかり購入してくることもできるようになった。それでも、昔からの癖か、「もったいないから、少しずつ」の癖は抜けないのである。

千葉の友人は、「美味しいものは、美味しいうちに!」と、日本に行くといつも新鮮な食材でがっつり料理してくれる。そういう姿を見ると、「気前がいいねえ」と、ホレボレする。私の貧乏性では、そうはいかないのだ。

写真は、先週末の朝食のおかず。数年前に大阪の空港で買った梅干しと、去年の秋に成田空港で買った明太子(凍らせていたので、まだカチコチ)、それに、お知り合いにいただいた美味しい佃煮。これに、先日(といっても、もう8ヶ月前か、、、)友人が日本から持ってきてくれ、私もすっかり夢中の「白だし」入りの卵焼きとお味噌汁、、、。週末の朝に、たまに楽しむ和食は、この上ない贅沢であり、やはり色んなものを一気に食べたりしていたら、この楽しみは長続きしないのである。私には、これでいいのだ。

ちなみに、この朝食後も、腹痛、無し。やはり鍛え方が違うのか。感謝。

注)ツアーでお出しするお食事は、全て新鮮な食材を使っておりますので、どうぞご安心ください。