2009年5月21日木曜日

水を探す







ドライブ・ウェイを入れて、電気を引いてきたら、次は井戸を掘ることになる。今日は、その準備として「水脈」を探してきた。

こちらには、「ウィッチーズ・トリック(魔女のトリック)」というものがあることを最近学んだ。ワイヤーやウィローの木の枝を持って森を歩くと、水脈のある所でワイヤーが回ったり、枝がしなるので、そこを掘るといい、、、というのだ。「はあ?」、、、花さかじいさんじゃあるまいしと、最初はかなり半信半疑だった私。すると、友人のマイクが「僕が見せてあげよう」と言い、早速、私の土地に来てくれた。
彼は、ハンガーを崩したような普通のワイヤーを2本と、不思議な棒を2本持って現れた。そして、彼がそのワイヤー片手に1本づつ持って歩き回ると、、、本当に、途中でクルリと両方が同時に回った???。もう少し歩くと、また、回る。目を見張る私に、「同じ場所を歩いて試してごらん」というので、ワイヤーを持って歩くと、確かにマイクと同じ場所で急にワイヤーがクルリと向きを変えた。

次に、ワイヤーが回った場所に立ち、棒を手にしたマイクが「頭にきれいな水を思い浮かべるんだ」と言い、目を閉じると、その棒が静かに上下に動きだした。「回数を数えて」と言うので、心の中で静かにその上下する数を数えると114回でゆっくりと動きが止まった。これは、地表から水脈までの深さだそうで、114フィート、ということなのだそうだ。

本当に、ビックリ。これは、科学的なことではなく、どちらかと言えばスピリチュアルな行為なので、信じる、信じないは人によるけれど、井戸を掘る人の殆どがマイクのような人を頼りにして場所を決めるそう。私も、目の前で見たら「もう、ここしかない!」という思い込みが生まれ、広大な土地にて井戸の場所を決定。折れた枝を立て、目印に石を置いたその場所が、とても特別な場所に思われた。

正直、「井戸を掘る」というのは博打に近い。何せ、掘る深さによって料金が変わるし、本当に水脈があるかも保証は無い。井戸を掘らなければ、家に巨大なウォーター・タンクを備え付け、水を配達してもらうようにもできるけれど、でも、「水」が好きな私は、どうしても自然から水をいただくよう、井戸にこだわっている。さてさて、、、どうなることか。

ところで、日本にもこういう「ウィッチーズ・トリック」のようなものはあるのでしょうか。まあ、今どき井戸のある家なんて珍しいでしょうが、、、。もしご存知の方がいらっしゃったら、是非教えてくださいね。





8 件のコメント:

やきとり さんのコメント...

我が家も私が高校生までは井戸がありましたが、S39年の東京オリンピックの時に東京都条例で埋められてしまった。

しかし、110フィートは深いね。

メートルだと約34mだ・・・・

ボウリング代大変だね。

山吹 さんのコメント...

これ「ダウジング」ですね。日本の水道局も水道管を探すのに使っていたという話を聞いたことがありますが、真偽は不明。
深さまで判るとは知りませんでしたが、本当に当たっているのか、興味津々です。

Sweet River さんのコメント...

やきとりさん

はい。近所に土地を買った友人は220フィートだったそうで。。。もう少し浅い所で水に当たっても、適当なプレッシャーがある所まで掘らないといけないようなので。また、色々学ぶことがありそうです。

山吹さん

おっ。さすがエンジニアは物知りですねえ。
実際に掘るのは8月頃になりそうですが、報告しますね。

8 さんのコメント...

わたしの原点でもあるアーサー・ランサム(英)著「ツバメ号とアマゾン号」シリーズにも、二股の枝を使って水脈を探す場面が出てきます。
お話の中ではなく、現実にこれを使っている場面に初めて遭遇しました。ちょっと感動。

Sweet River さんのコメント...

8さん

私もね、感動しました。
地下の水と、私の友人の手にある棒が、見えない力に呼応しているのを目の当たりにして、とても神秘的な気持ちになりました。
マイクのアドバイスでは、何度か試してみるといいそうで、今度はウィローの枝でやってみようと思っています。
また、8さんに報告しますね。

Yuko さんのコメント...

北海道のログハウス屋にいた頃、
敷地内に、どうやって水を引っ張ってくるかが
一番の問題だったよ~。
で、皆さん(施主)は井戸を掘ってた。

大体50mが平均的な深さだったなぁ。


浅い水脈にうまく当たると良いね!!!

Sweet River さんのコメント...

ユウコ:

そうか。北海道では井戸がまだ健在なんだね。で、北海道でも50Mか。私も200フィートは覚悟してるんだけどね(60Mくらい)。やっぱり、不安。

井戸掘りの会社の人によると、土地のオーナーによっては「ストレスが貯まるので、掘る日は留守にする!」という人が多いそうだけど、全ての行程に興味津々な私はジーっと隣で見ていることになりそう。

今はさあ、外壁の素材をどうするかが話題なんだよねー。私はさ、木にこだわりたいんだけど、Jackも大工さんも「メインテナンスが本当に大変だから止めた方がいい」って言ってるんだよね、、、。難しいところです。

Yuko さんのコメント...

そうだね、Jackや大工さんが言うように
外壁に木を使うと大変なのは確かだね。
メンテの労力 プラス 材料費がかさむからねえ。

かといって、木にこだわりたい気持ちもとっても良く分かるよー!
自分の家だったら、絶対”木”にしちゃうだろうし。。。

でもさ~
迷っている時間も、楽しいね♪

これだ!って思ったら、突き進むのが一番よい選択だと思うなあ。

たくさんワクワクしてね!