この3週間は、今まで感じたことがないほどに、自分が自分の生まれ育った国から遠く離れて住んでいることを痛感する日々でした。これほどインターネットのニュースや、日本の家族、友人からのメールを読むのに時間を費やしたのも初めてだったかもしれません。
机の前で悩みつつ、悲しみつつ、日本に行くことも考えたのですが、友人たちからのアドバイスで、まずはここからできることを考えることにしました。
そこで、ユーコンカレッジからのバックアップをもらい、来週金曜日に、募金集めのためのイベントを行います。バンドも、必要な機材も、オークションの品物も、食べ物も、全て地元の人々からの寄付で行います。Hope for Japanのロゴは、交友のあるOkanagan University-Collegeで既にキャンペーンのために作っていたものを使わせていただくことができました。企画、実行を通して、ホワイトホースの人々、カナダの人々の日本への想いを感じています。
先週末は、お隣のアラスカ、スキャグウェイへ行ったのですが、そこの小さなカフェでも、ウェイトレスが「日本人か?」と聞くので応じると、「日本の人々のことを想い、応援している」と言ってくれました。
ユーコンの北の北、道路も通っていない人口250人、バンタット•グウィッチン族の村、オールド•クロウからも電話が入り、「募金をしているなら寄付したい。何かできないかとずっと考えていた」。
大学内で、たまたま赤十字の募金箱を持って歩いている私を見て、足を止めて募金してくれた先住民の男性。彼は、その後、イベントの飾り付けのための折り紙ワークショップにも参加してくれました。
ここ、北の町でも、多くの人々が日本のことを応援しています。
4 件のコメント:
ありがとうございます。
世界は一つです。
日本は、元気に立ち上がります。
0からのスタートです。
悩みましたが、
今年もバンクーバーマラソンに参加してバンクーバーのマラソン仲間と義捐金募金の
Tシャツを着て走りに行きます。
海外から多くの支援を頂いているにもかかわらず、日本にいて何も出来ない自分に無力さを感じるばかり。
今度ホワイトホースに行ったら、応援してくれたみなさんにお礼がしたいですね。
皆、自分が出来る事をやれば
きっと大丈夫!!
前回の医療支援で行った時
熊谷さんのコメントで
自分も勇気が出ましたから^-^
私も、また時間が出来次第
支援に向かいますよ!
やきとりさん
バンクーバーマラソン、力一杯走ってきて下さいね。
Tシャツに込められた思い、きっと見た人に伝わると思います。
らぐじーさん
そうですね。私も、イベントでは支えてくれた人たち、集まってくれた人たちにしっかりお礼を言いたいと思っています。
ayane9さん
やはりハンズ•オン、しかも医療関係のプロの助けは今、とても必要とされているエリアなのではと思います。また被災地に行かれることがあったら、どうぞ頑張って来て下さいね。
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