冬至の日を境に、ユーコンの日照時間はグングン延びる。どの位延びるかというと、1日あたり約6分延びる。
12月。朝11時前後にようやく空が明るくなり始め、そして午後4時にはもう真っ暗な状態になる。だから、私たちは毎日暗い空を見ながら出勤し、帰宅する。
悲しいことがあったり、寂しい気持ちになると、この暗さは結構、心に染みる。太陽が、とてもとても恋しくなる。その上にマイナス30度などとなると、もうどうしようもなくなったりもする。
だから、冬至の日には皆、お祝いをする。春に向けての、お祝い。
2月。夕方4時半に仕事場を出ると(早いって?)、まだ充分太陽が高いところにある。すぐに家に帰り、着替えてクロスカントリー・スキーに出かける。もう、6時半までは充分にヘッドランプ無しで滑ることができる。グングン、グングン、日が延びていることを体で感じる。
少しづつ、前進する。ウィンター・ブルーを吹き飛ばす。
高校時代に大学受験を控えた頃、卒業文集に友人が書いた一文。
春は来る きっと来る あなたにも そして私にも
2008年2月19日火曜日
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4 件のコメント:
ここまで日照時間変わっていくのは凄いですなぁ・・・。
札幌でも「そういえば日が長くなったなぁ」位の認識ですから・・・。
今夜のどうでしょうは第二夜。
いつまでも暗くならない白夜な話でしたね。
う~ん、極端(苦笑)
体内時計のリズムって狂っちゃったりしませんか??
Notaさん
1日6分って、凄いですよね。私も、初めてそういう‘数字’で聞いた時には驚きました。
体内時計は狂いませんが、朝に弱い私は、真っ暗な中起きるのが本当に苦手、、、です。
そうですか、今夜は第2夜ですか。ミスターがお尻を刺されるシーンですかね。どうでしょう班がいらっしゃったのは、7月上旬でしたから、1年でも最も日が長い頃でした。いつまでも、カメラ回してらっしゃいましたもんね、、、。懐かしいです。
冬至は春へ向かっていく第一歩なんですね。
北国の人達にとって、太陽のありがたみを
日に日に実感できる季節なんでしょうねー
海の家さん
はい。ここに住んでいると、太陽のありがたさを身にしみて感じます!
また、ホワイトホースにクロカンを楽しみにいらして下さいね!
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