
東京に住む仲良しの男友達Yから、家の建築の経過報告のメールへの返事が来た。
「なんかさ、本当に五郎さんみたいだよね」
この五郎さんというのは、当然「北の国から」の五郎さんなわけで、ファンの彼からしたら褒め言葉なんだろうけど、30代、女盛り(?)の私としては、五郎さんと呼ばれるのはどうだろうと、田中邦衛の顔を思い浮かべなら、ちょっと首を傾げてしまった。
次に頭に浮かんだのは、「野菊の墓」。あの小説の中で、民子は政夫という青年に「野菊のような人だ」と言われる。私も、例えられるなら「五郎さん」より「野菊」の方がいいよなあ。
でも、長靴履いて、シャベル・カーに乗せてもらって嬉しそうにしている我が写真を眺めると、やはり友人のコメントの方がはまる。まあ、仕方ないか。